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第17章 かわいいひと〜キミを想う〜



『先生。
おやすみ。
大好きだよ。』

『おやすみ。』

あ、そっけないの。

まっいっか。

寝ようとしたらもう一度メールが届く。

『俺も。』

……


かわいー。

かわいーー。


素っ気ないけど。

可愛いから許す。


*****


翌日。

朝からデレデレのだらしない顔の俺を松潤が訝しげに眺めてる。

そうだ。

松潤には言おうと思ってたんだ。

「松潤。
聞いて?実は…」

先生とのことを話したら、それなりに驚いてはいたけど、ちゃんと聞いてくれた。

「ゴメン。
気持ち悪い?」

「いや、大丈夫。
俺、見てたし、まーのこと。
なんとなくわかってたよ。
びっくりはするけど、
偏見は持たない。」

「…ありがと。」

「よかったな。」

そう言って笑ってくれた。

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