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第2章 近づく距離

「相葉くーん。飲んでる?」

花見の時と同じように二宮さんがとなりに来た。

でも明らかに花見の時より、くだけてる。

ダラシない?

仲間内だとこうなるのか?

松本さんと大ちゃんが笑いながら、

「お。にのがデレてる。久々見た。」

「たまには、このにのを見たいよねー。」

と二宮さんにビールや酎ハイを渡す。

二宮さんは俺に寄りかかりながら飲んでる。

俺は寄りかかられてる体半分が熱くなるのがわかった。

あんまり動くことも出来なくて。

二宮さん、もうここにずっといて…

と思いながら平静を装い周りの人と喋った。

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