Everything
第1章 描いた未来に〜出会い〜
「あ。起きた?」
「…はい。すみません。」
おずおずと起きると、背広を着て新聞紙をたたむ。
「あ、これ。ありがとうございました。」
「こっちこそありがとう。」
「いえ。なんか、すみません。新聞紙…。」
「いや。嬉しかったよ。笑えたし。」
恥ずかしそうに笑ってる顔が可愛い。
「二宮さん…?」
「そうだよ。えーっと…」
「相葉です。相葉雅紀です。」
「そうそう。相葉くん。大野さんのとこの…ね?」
「そうです。」
「はじめまして…かな?よろしく。」
起きてちゃんと顔を見て話してみると、可愛いくて優しくておもしろい。
だって背広に新聞紙だよ。
可愛いくて優しくておもしろいに決まってる。
「少し持たされて来てるんだ。なんか飲む?」
お茶やジュースのペットボトルの入った小さいクーラーボックスを開けて勧める。
お菓子もあるよ、って。
二人でポリポリお煎餅食べてお茶を飲んで。
平和だなぁ。
あー今のこれで花見になるなぁ…
となりの相葉くんを見るとニコニコ笑ってる。
平和だ。
「…はい。すみません。」
おずおずと起きると、背広を着て新聞紙をたたむ。
「あ、これ。ありがとうございました。」
「こっちこそありがとう。」
「いえ。なんか、すみません。新聞紙…。」
「いや。嬉しかったよ。笑えたし。」
恥ずかしそうに笑ってる顔が可愛い。
「二宮さん…?」
「そうだよ。えーっと…」
「相葉です。相葉雅紀です。」
「そうそう。相葉くん。大野さんのとこの…ね?」
「そうです。」
「はじめまして…かな?よろしく。」
起きてちゃんと顔を見て話してみると、可愛いくて優しくておもしろい。
だって背広に新聞紙だよ。
可愛いくて優しくておもしろいに決まってる。
「少し持たされて来てるんだ。なんか飲む?」
お茶やジュースのペットボトルの入った小さいクーラーボックスを開けて勧める。
お菓子もあるよ、って。
二人でポリポリお煎餅食べてお茶を飲んで。
平和だなぁ。
あー今のこれで花見になるなぁ…
となりの相葉くんを見るとニコニコ笑ってる。
平和だ。