快楽教師
第4章 試着室で…
「まだナカイキは厳しいだろうから…コスってイかせてあげる。」
コスってって…。
ふと、東妻カイトの顔が浮かび、またも顔が熱くなる。
「恥ずかしい?」
そんな事が有ったとは露知らず、にやにやと笑いながら睦が百合子の顔を覗き混む。
こう子供扱い(?)されていては、さすがに癪に障るので、「別に」と返す。
「ふぅん。じゃあ向き合ってオナニーね」
「えっ…」
くりんと百合子を一回転させて、膝から降ろす。
向き合う形になった2人は、互いを見つめあっていた。
睦がハーフパンツのジッパーを下ろし、トランクスを脱ぐ。
「うわ……」
東妻のも見たが、それを上回るほど大きい。百合子は感嘆に似た声を上げた。
「…ん………っ」
早速睦は指を筒上に輪を作り、上下させる。
目を瞑り、敏感なところをしごき悶える睦は、何だかかわいい。
ヌル…。
見ずともまた愛液が溢れてくるのが解る。
「ぁあっ……」
私…弟と試着室でオナニーしちゃってる……っ。
此処がどこで、目の前の男が自分とどんな関係の男なのか、なんて事は、百合子の中では性欲を高める材料にしかならない。
「あっ…ここ、きもちぃい…っ」
芽の左側を擦ると、蕩けるような感覚がした。
「はっ……ぅあ……っ」
びくびくと揺れる竿からは、濃度の薄い我慢汁が流れる。睦は私の様子に釘付けになって見ている。