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快楽教師

第5章 遅刻


「両手に花ね」
私が席につくと、また曽根崎先生が口を開いた。

んんっ、と校長が咳払いをしたせいもあり、曽根崎先生は口をつぐむ。

でも、確かに…。

私の右側には東妻先生、その反対の左側には遠藤先生が私を挟んで座っている。

「では、香坂先生もいらっしゃいましたし、開始の挨拶しましょうか」

まだ挨拶も始まってなかったようだ。

職員全員が起立する。


「職員朝礼を始めます、礼っ」

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