もしも願い 一つだけ叶うなら
第1章 現状
二宮side
まだ別れてなかったのか…。
意外、続いてるなんて。別れたと思ってた。
女にガツガツした雰囲気がしないから彼女がいるって聞いた時はみんな驚いた。
おまけに相手が舞台をやった時の共演した女優と聞いて、さらに驚いた。
智「へんなこと聞くなよ、もう」
ニノ「やることはやってんだ…」
思わず心の声がでてしまった。さすがにそれを聞き逃さなかったみたい…
智「はぁ?」
ちょっと本気の声。この人はこの手の話には全く乗ってこない。ジュニアの時からそうだった。
楽屋で「どの女の子がいい?」とかエロい話をしても聞いてるだけで乗ってこない。
うわべだけ付き合うけど、さらりと交わしてしまう。
ニノ「いいな、俺もやりたい」
ストレートな本音がでてしまった。持て余してる性欲、発散したいけど相手がいないだもん。
この年齢で彼女がいてセックスできてることが自体が羨ましい。
智「そんないいもんじゃないよ」
何?この大人な発言、彼女がいるから言える発言にちょっとムカついた。
ニノ「彼女いない俺には嫌味にしか聞こえないんだけど」
智「じゃあ、変わろうっか?」
そんな答えがくるとは思わずびっくりした。どういう意味?この人の考えていることがたまにわからない。
ニノ「は?あんたバカじゃないの」
ゲームの手を止めて大野さんを見ると黙々と絵を描いてる。
智「何?」
描いている手を止めて俺を見てきた。
ニノ「何ってアンタ?その発言はおかしいでしょ?」
智「そう?だってやりたいって言ったから…」
ニノ「じゃあいいの?って答えたらどうすんの?」
智「彼女に聞いてみるよ」
俺の思考能力オーバー、大野さんの考えについていけない。
ニノ「俺より年上だけどアンタおかしいよ。彼氏から『友達とセックスしてくれないかな?』聞かれて『いいよ』って答える彼女がいるんだよ」
智「聞いてみないと分かんないじゃん?」
ニノ「アンタは俺が彼女とセックスしても平気なの?」
智「彼女がいいって言えばいいんじゃない?黙ってされたら嫌だけど…」
どうなればこんな考え方になるのかわからない。俺の考え方が間違ってのか…違う!あってるよな。
ニノ「彼女にそんなこと言うなよ。別れるって言われるよ」
智「言う訳ないじゃん、ふふふ」
何、考えてんの?この人の頭の中どうなってんの?
俺を揶揄ってのかな…
まだ別れてなかったのか…。
意外、続いてるなんて。別れたと思ってた。
女にガツガツした雰囲気がしないから彼女がいるって聞いた時はみんな驚いた。
おまけに相手が舞台をやった時の共演した女優と聞いて、さらに驚いた。
智「へんなこと聞くなよ、もう」
ニノ「やることはやってんだ…」
思わず心の声がでてしまった。さすがにそれを聞き逃さなかったみたい…
智「はぁ?」
ちょっと本気の声。この人はこの手の話には全く乗ってこない。ジュニアの時からそうだった。
楽屋で「どの女の子がいい?」とかエロい話をしても聞いてるだけで乗ってこない。
うわべだけ付き合うけど、さらりと交わしてしまう。
ニノ「いいな、俺もやりたい」
ストレートな本音がでてしまった。持て余してる性欲、発散したいけど相手がいないだもん。
この年齢で彼女がいてセックスできてることが自体が羨ましい。
智「そんないいもんじゃないよ」
何?この大人な発言、彼女がいるから言える発言にちょっとムカついた。
ニノ「彼女いない俺には嫌味にしか聞こえないんだけど」
智「じゃあ、変わろうっか?」
そんな答えがくるとは思わずびっくりした。どういう意味?この人の考えていることがたまにわからない。
ニノ「は?あんたバカじゃないの」
ゲームの手を止めて大野さんを見ると黙々と絵を描いてる。
智「何?」
描いている手を止めて俺を見てきた。
ニノ「何ってアンタ?その発言はおかしいでしょ?」
智「そう?だってやりたいって言ったから…」
ニノ「じゃあいいの?って答えたらどうすんの?」
智「彼女に聞いてみるよ」
俺の思考能力オーバー、大野さんの考えについていけない。
ニノ「俺より年上だけどアンタおかしいよ。彼氏から『友達とセックスしてくれないかな?』聞かれて『いいよ』って答える彼女がいるんだよ」
智「聞いてみないと分かんないじゃん?」
ニノ「アンタは俺が彼女とセックスしても平気なの?」
智「彼女がいいって言えばいいんじゃない?黙ってされたら嫌だけど…」
どうなればこんな考え方になるのかわからない。俺の考え方が間違ってのか…違う!あってるよな。
ニノ「彼女にそんなこと言うなよ。別れるって言われるよ」
智「言う訳ないじゃん、ふふふ」
何、考えてんの?この人の頭の中どうなってんの?
俺を揶揄ってのかな…