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花音学園腐男子恋愛日常-後編-

第1章 ~再開する物語~

そんな真も大好きだから、あまり気にしてないけどね。

「兄さんの場合、いろいろと心配なんだよ」

「ははは(苦笑)
で、何か用だったんじゃないのか?」

僕は、真に用件を聞く。

「母さんが晩飯出来たから呼んで来いって」

「わかった」

僕は、読みかけのBL漫画をベッドの上に置き、真と一緒に部屋を出た。

その後は、BL漫画の続きを読んで寝ることにした。

◇花音学園4階・1年D組◇

翌日、いつものように研磨君と一緒に登校した。

「日向、梶おはよう」

「2人共、おはよう」

「歩、研磨おっす!」

「2人共おっは~」

教室に着くなり、2人の腐男子友達の工藤勝平(くどうかっぺい)君と堀川平次(ほりかわへいじ)君以外の、クラスメート達も僕と研磨君に挨拶をする。

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