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花音学園腐男子恋愛日常-後編-

第1章 ~再開する物語~

「みんな、おはよう」

「おっす!」

僕と研磨君も、みんなに挨拶をした。

「「……。」」

その様子を黙って見ている、僕の友達だった綺羅総一朗(きらそういちろう)と鈴村飛鳥(すずむらあすか)。

「チッ」

「うぜぇ…。」

「今日も来たのかよ…。」

「目に悪いぜ…。」

今の研磨君のことも、受け入れず厄介者扱いしたまま、陰口を叩くの一部のクラスメート達。

ちなみに、教員の間での研磨君への評価も好印象になっている。

本当に良かったと、心の中でいつも思う。

僕と研磨君は、自分の席に鞄をかけて工藤君と堀川君のとこへ行く。

「工藤君達、今日は日本橋に行かない?」

「今日、予約してたラノベが店に届く日でさぁ」

「うん、良いよ」

「俺も欲しいゲームあるし」

僕達腐男子チームも、相変わらずの仲良し付き合いをしてる。

これからもずっと、楽しい毎日だったら良いのにな。

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