花音学園腐男子恋愛日常-後編-
第5章 ~鮮血の最終曲(フィナーレ)~
-歩視点-
良かった、間に合った。
階段から駆け下りると、研磨君の傍に寄った。
「歩、逃げるぞ!」
「うん!」
「ま、待てっ…。」
「「ッ!?」」
真が片目を押さえ、苦しみながら立ち上がった。
催眠スプレーが効いてるのか。
「歩は明日、歩の家族が帰って来るまで俺が預かるぞ」
研磨君は、真の頭にめがけてフックキックを放つ。
「このぉッ!!」
「くッ」
研磨君のフックキックを何とか避けて、真は研磨君に前蹴りを放つが避けられる。
「歩、上がらせてもらうぞ」
そう言い、研磨君は靴を履いたまま家に上がり、居間へ向かう。
◇日向家1階・居間◇
「兄さん、研磨さん待てっ…。」
居間へ逃げ込んだが、すぐに真も居間へやって来る。
良かった、間に合った。
階段から駆け下りると、研磨君の傍に寄った。
「歩、逃げるぞ!」
「うん!」
「ま、待てっ…。」
「「ッ!?」」
真が片目を押さえ、苦しみながら立ち上がった。
催眠スプレーが効いてるのか。
「歩は明日、歩の家族が帰って来るまで俺が預かるぞ」
研磨君は、真の頭にめがけてフックキックを放つ。
「このぉッ!!」
「くッ」
研磨君のフックキックを何とか避けて、真は研磨君に前蹴りを放つが避けられる。
「歩、上がらせてもらうぞ」
そう言い、研磨君は靴を履いたまま家に上がり、居間へ向かう。
◇日向家1階・居間◇
「兄さん、研磨さん待てっ…。」
居間へ逃げ込んだが、すぐに真も居間へやって来る。