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花音学園腐男子恋愛日常-後編-

第1章 ~再開する物語~

◇日向家2階・歩の部屋◇

-歩視点-

「ふぅ、まだ少し腰痛い…。」

あれから、研磨君の家で休憩したあと家に帰って来た。

「BL漫画でも読んで癒すとするか…。」

僕は、ベッドから起き上がって机に置いてある、新刊のBL漫画を持って再びベッドへ寝転ぶ。

「さてと、読むか」

僕は総一朗と飛鳥と、研磨君は蛍(けい)君と聡(さとし)君との一件の日から1ヶ月。

研磨君は、ヤンキー卒業後に髪の色はそのままだけど、ピアスとタバコを辞めて服装もちゃんとしている。

他の人に対する態度も、ヤンキー時代の癖も少しずつ直した結果。

一部のクラスメート達と、一部の他のクラスの人達と普通に話すようになったり遊んだりもするようになり、工藤君と堀川君以外の友達も少しずつ増えていった。

だけど、やっぱり一部の人達からは未だに受け入れてくれてない。

むしろ、今の状態の研磨君を気に入らない人達もいる。

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