
黒王子と白王子
第2章 同じクラス・佐藤ゆら
「早くおいでってば」
そういって泣きそうな顔でこっちをみる城崎くん
なんか態度違う!
クールだったのにいきなり子犬みたいになった!
「い、いいの....?」
「うん、来い」
もういいやっ...!
抱きついちゃえっ!
ガバッ
抱きつくと城崎くんは私の頭を撫でてくれた
「城崎くんがっ....好きですっ!」
「ん。ありがと。上むいて?」
そういわれるまま上を向くと
「....んんっ」
キスをされた
「ゆらのここ桜の匂いがする。」
そういって指で唇を撫でてきた。
「えへへ....リップだよっ」
「俺好きだよこの匂い」
「ほんとっ?」
嬉しくて上を向くとさっきより深いキスをしてくれた。
ちゅっ....ちゅ...ちゅっ
リップ音が部屋に響き恥ずかしく思えてきた。
「...ちゅ...んふっぅ...んんっ!?」
な、なんか唇に生暖かいものがあたってるっ
「はぁ....ゆら、口を少し開けて?」
言われた通りに口を少し開けたら舌が入ってきたっ
「くちゅっ....ちゅっ....んっ...はぁっ...ぁ」
城崎くんの舌とわたしの舌が絡まってる...っ
やば....気持ちいっ
体の芯が熱くなってきていて顎からヨダレが垂れているのになにも考えられなくなってきた
