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妄想話

第5章 黄色さんが拗ねたら

納得出来ないと言う顔で、自分の鞄からDSを乱雑に取り出して、ゲームを始める二ノ。
「もう。なんで、打ち合わせ前に食べないのよ。」
画面を見ながら文句を言う。
なに食わぬ顔で、ふにゃっと笑うリーダー。二ノの機嫌に気付き、仕切り直しするために、リーダーが休憩を取りたいと言ったと俺達は解っていた。いつもなら、一番に二ノが気付くのに、今日は全く理解していないようだった。

どうしたもんかと思って、ふと机を見ると、しょさんからのお土産が、残っていた。
「二ノちゃん。しょおちゃんからのお土産まだ、受け取ってなかったの?しょおちゃん沢山買ってきてくれたよ」
相葉君が話かける。

二ノがゲーム画面を閉じて、相葉君の顔を見る。
「もう。なんなのよ。さっきから。相葉さんがリオに行った訳じゃあないでしょう。しょーちゃんからのお土産なのに、なんで相葉さんから受け取らなけばいけないのよ」
二ノが自分の言った言葉に驚いたような顔をして、
「もういいよ。しょーちゃんありがと」
感情の入っていない言い方でお礼し、お土産を鞄にしまう。

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