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妄想話

第5章 黄色さんが拗ねたら

「それをヤキモチというのでは?」

二ノに聞く。

「だから、違うって」
あくまで、認めない二ノ。
「動画の返事、二ノが一番だったよ。」
「ほ、本当?」
パッと顔が明るくなる。
「本当だよ。嘘付く必要ないだろ。夜中なのにすぐに返事くれて嬉しかったよ」
と言って二ノの手を握る。
「しょーちゃん」
顔を赤くする二ノ。

「ねぇ。二ノ。ここにお帰りして?」
と握った二ノの手を俺の唇に触れさせる。

「え?」
「早く。」
躊躇している二ノをせかす。

「お帰り。しょーちゃん」
「ん…。」
ゆっくり二ノの唇が近づいて、重なる。

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