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妄想話

第6章 赤色さんと緑色さん@衛星中継

「お待たせ」
冷えたビールを持ってリビングに戻ってくると、雅紀は、床に引いてあるラグの上に座りソファーを背もたれがわりにしていた。

「ソファーに座れば」

雅紀に声を掛ける。
「いいよ。この方が楽だから」
そうか。と頷きながら、雅紀の隣に座る。

「とりあえず乾杯」
二人声を合わせビールを飲む。「旨いね」
雅紀が全開の笑顔で言う。
「お、おぅ旨い」

雅紀の笑顔になぜかドキリとする。

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