妄想話
第7章 赤色さんと青色さん@デイト?
「いやぁ~悪いね。せっかくの休みに…」
「いえ。櫻井さんの頼みですし、丁度、予定もなかったので」
「そう言って貰うと助かるよ。」
「しかし、大変ですね?テレビの仕事ではなく、会報?に載せる記事の仕事ですよね?」
「そうなんだ。ファンの子に感謝を込めてのサプライズ企画。でも、ボツる可能性があるから、公言出来なくて」
ここは、翔くんが懇意にしているヘアメイクさんのお店。
嵐になってから、いや事務所に入ってから決して人前では、見せたことのない世界一の仏頂面で、鏡の前に座っているおいら。
FC会報の記事なんて大嘘。
これは、単純に嫉妬心の強い翔くんがおいらに課せた、完全プライベートな罰ゲームなのだ。おいらの後ろで、話す翔くんを鏡越しに睨むけど、全く意に返さない。
それどころか、心なし翔くんが嬉しそうにしている。
「でも会報に載せる企画としたら随分、大掛かりですね。」
「そう?まぁ、ファンの子が楽しんでくれればさ。」
「いや、企画も凄いですよ。ゲームをして、最下位の人が女装して一位の人とデートなんて」
「まぁね…」
「あっ頼まれていた衣装用意したので、確認お願いします」
「いえ。櫻井さんの頼みですし、丁度、予定もなかったので」
「そう言って貰うと助かるよ。」
「しかし、大変ですね?テレビの仕事ではなく、会報?に載せる記事の仕事ですよね?」
「そうなんだ。ファンの子に感謝を込めてのサプライズ企画。でも、ボツる可能性があるから、公言出来なくて」
ここは、翔くんが懇意にしているヘアメイクさんのお店。
嵐になってから、いや事務所に入ってから決して人前では、見せたことのない世界一の仏頂面で、鏡の前に座っているおいら。
FC会報の記事なんて大嘘。
これは、単純に嫉妬心の強い翔くんがおいらに課せた、完全プライベートな罰ゲームなのだ。おいらの後ろで、話す翔くんを鏡越しに睨むけど、全く意に返さない。
それどころか、心なし翔くんが嬉しそうにしている。
「でも会報に載せる企画としたら随分、大掛かりですね。」
「そう?まぁ、ファンの子が楽しんでくれればさ。」
「いや、企画も凄いですよ。ゲームをして、最下位の人が女装して一位の人とデートなんて」
「まぁね…」
「あっ頼まれていた衣装用意したので、確認お願いします」