妄想話
第7章 赤色さんと青色さん@デイト?
翔くんとヘアメイクさんが奥に部屋に移動した。よくもまぁ、あんな言い訳が思い付くよなとため息が出る。
相変わらず、おいらは仏頂面だ。
打ち合わせを終えた翔くんが戻ってきた。
「じゃあ三時間後?」
「そうですね。大野さん、元が良いので三時間もあれば充分です」
「終わった頃、また来ます」
とヘアメイクさんに挨拶をし、おいらの所に来て、肩を叩く。
「智くん、またあとでね。そんな仏頂面いつまでもしてないの」
とおいらの頬っぺたをムニムニした。そして、おいらにしか聞こえないように耳元で
「綺麗になってね」と囁いた。
その言葉に背中がゾクリとした。
はぁ~あんな約束しなくちゃ良かった。
ヘアメイクさんに顔を弄られながら、おいらは後悔していた。
相変わらず、おいらは仏頂面だ。
打ち合わせを終えた翔くんが戻ってきた。
「じゃあ三時間後?」
「そうですね。大野さん、元が良いので三時間もあれば充分です」
「終わった頃、また来ます」
とヘアメイクさんに挨拶をし、おいらの所に来て、肩を叩く。
「智くん、またあとでね。そんな仏頂面いつまでもしてないの」
とおいらの頬っぺたをムニムニした。そして、おいらにしか聞こえないように耳元で
「綺麗になってね」と囁いた。
その言葉に背中がゾクリとした。
はぁ~あんな約束しなくちゃ良かった。
ヘアメイクさんに顔を弄られながら、おいらは後悔していた。