妄想話
第7章 赤色さんと青色さん@デイト?
あれは、2ヶ月位前の事。
その日は珍しく、映画の撮影が早く終った。
たまたま翔くんも仕事が早くに終わったとの事で二人、ゆっくりと夜を過ごしていた。
夕飯を終え、まったりしていると、いつしかおいらはウトウトし始めていた。
「智くん、智くん」
翔くんに体を揺すられて起こされる。
「う~ん」
「ソファーで寝たら風邪引くよ。俺、風呂入ってくるから寝室行きなよ」
「う~ん。おいらも風呂入りたいから待ってる」
「じゃ先入る?」
「いいよ。今、体動かないから」
じゃ、お先とおいらのおでこにキスをして、翔くんがバスルームに行った。
おいらは、体が目覚めるのを待って、ソファーに横たえた体を起こした。
けど、何かしていないとすぐに瞼が落ちてくる。
何かしないとと考え、部屋を見渡すとカレンダーが目に止まる。
あ、今日はのぞ兄の誕生日だ。
おいらはスマホを手にメッセージを送ろうと、夢中で文章を考えていた。
そう。翔くんが風呂から上がり、おいらに話掛けているのも気づかないくらいに…
その日は珍しく、映画の撮影が早く終った。
たまたま翔くんも仕事が早くに終わったとの事で二人、ゆっくりと夜を過ごしていた。
夕飯を終え、まったりしていると、いつしかおいらはウトウトし始めていた。
「智くん、智くん」
翔くんに体を揺すられて起こされる。
「う~ん」
「ソファーで寝たら風邪引くよ。俺、風呂入ってくるから寝室行きなよ」
「う~ん。おいらも風呂入りたいから待ってる」
「じゃ先入る?」
「いいよ。今、体動かないから」
じゃ、お先とおいらのおでこにキスをして、翔くんがバスルームに行った。
おいらは、体が目覚めるのを待って、ソファーに横たえた体を起こした。
けど、何かしていないとすぐに瞼が落ちてくる。
何かしないとと考え、部屋を見渡すとカレンダーが目に止まる。
あ、今日はのぞ兄の誕生日だ。
おいらはスマホを手にメッセージを送ろうと、夢中で文章を考えていた。
そう。翔くんが風呂から上がり、おいらに話掛けているのも気づかないくらいに…