妄想話
第8章 赤色さんと黄色さん@引っ越し準備?
「お世話になります」
「そんなにかしこまらないでよ。内覧だから、客人扱いしないし」
「ま。一応礼儀ですよ。何日か世話になるんですから」
そう。俺がニノに内覧を提案した、数日後にニノからメールで
「泊まりがけでお願いします」
と連絡が来た。まさかの返事で慌てて部屋を片付けて、なんとか体裁を整えた。
まあね、誘ったのは俺だけど、本当に来るとは思わなくて…。
「ここが洗面所、こっちがトイレで、ここが…」
俺の後をついて来るニノに一通り家の中を説明する。
「この部屋、開けたから好きに使って。冷蔵庫もお風呂も好きに使ってかまわないから」
「 なんか悪いっすね。逆に。」
「そんなことないよ。誘ったのは俺だし。好きなだけいたらいいよ」
「ありがと。じゃ荷物の整理します」
「了解。終わったらリビングきてよ。コーヒー入れるから。」
「はーい。優しいね。」
「今日だけね。」
なーんだというニノの声を背に俺は部屋を出た。
「そんなにかしこまらないでよ。内覧だから、客人扱いしないし」
「ま。一応礼儀ですよ。何日か世話になるんですから」
そう。俺がニノに内覧を提案した、数日後にニノからメールで
「泊まりがけでお願いします」
と連絡が来た。まさかの返事で慌てて部屋を片付けて、なんとか体裁を整えた。
まあね、誘ったのは俺だけど、本当に来るとは思わなくて…。
「ここが洗面所、こっちがトイレで、ここが…」
俺の後をついて来るニノに一通り家の中を説明する。
「この部屋、開けたから好きに使って。冷蔵庫もお風呂も好きに使ってかまわないから」
「 なんか悪いっすね。逆に。」
「そんなことないよ。誘ったのは俺だし。好きなだけいたらいいよ」
「ありがと。じゃ荷物の整理します」
「了解。終わったらリビングきてよ。コーヒー入れるから。」
「はーい。優しいね。」
「今日だけね。」
なーんだというニノの声を背に俺は部屋を出た。