大切な人へ ~second story~
第4章 広がる環境
『あ...お久しぶりです』
「あぁ...え?なんで?」
先生も私から見ればかなり動揺してた
そうだよね...
先生の方がサプライズだよね
ここに来たいきさつを話していく
その間に彼もだんだん落ち着いてきたようで
健くんたちも練習に向かわせた
「そっか!じゃまた歌ってるの聞けるんだね」
そう言って目を細めて笑った...
『...じゃ私もそろそろ行きます!
部活頑張ってくださいね』
話しを無理矢理終わらせ俯いて
階段をかけ上がっていった
でも職員室にも入れないよ…
こんな顔じゃ_______
目が合った時は急だったし
でもあの笑顔を見るとダメだった__
少し職員室の近くのトイレにこもりました
個室でただ立ったまま羊を数えました
……… 。
職員室のドアから担当の先生に挨拶をすませ
美咲ちゃん達と打ち合わせをしました
苦しいけど…
喜んでいる私が
いました