大切な人へ ~second story~
第10章 2度目の失恋
他にいるお客さんも一緒になって
おめでとうって言ってくれたの
もう今日が誕生日ならよかったって思った!
「晄人が女の子連れて来るって聞いて
びっくりしたけど...
めっちゃ可愛いじゃん!しかも若いし」
みんな明るくていい人そう 笑
先生は私の事詳しく伝えてなかったようで...
私はみんなに合わせて晄人さんって呼んだ
『晄人さんと同じ大学ってことは
みなさん先生をされてるんですか?』
「いや!結局教師になったの晄人だけだよ
免許取ってもならないやつの方が多いからね」
本当にみんなバラバラの仕事をしていた
先生は代行で帰るからってみんなと一緒に
お酒を飲んでる...
私は飲んだことないし一応先生の前で未成年だし
ソフトドリンクを頂きました
途中でステージで音楽も始まったりして
私も歌いたかったら伴奏するって言ってくれて
もちろん歌います! 笑
文化祭みたいに騒がずにしっとりと歌いました
またみんなと話して新しいドリンクとかも飲んで
すごく楽しかった!先生をまた晄人さんって呼べて
すっごく嬉しかったのに...
私はいつからか
記憶が全くなかった...
気が付けば
知らないベットで
目が覚めました