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アルバムの中の天使

第3章 第3章 初恋は天使

あれから何日たっただろう

いまだに彼女が忘れられない

『アルバムの中の天使』


君はいったいどんな子なの?



名前は高原 みずき
住所を見る限りそう遠くではない
といっても車で30分てとこか

彼女の情報が知りたい

知った所で何になるの?


たしかに...


高鳴る気持ちの裏側には
絶望的な思いがひしめいて
その2つが何度も交錯する



つらい...


考えると苦しい


まだ誰にも打ち明けていないが
きっとこれが恋なのか?


もし恋だとしたら
俺はどうやってこの無謀な恋と
向き合っていけばいいのか



『アルバムの中の天使』


俺はどうすればいいの?




勝利は考えた
ひたすら考えた


そして決心する


この方法しかない

それはたった1度の可能性
その可能性にかける




深い深呼吸をひとつ



そして勝利はついに動いた




受話器を手にし
恐る恐るダイヤルを回した


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