テキストサイズ

LIFE

第1章 サヨナラのあとで

死ぬまで続くと思っていた俺の片思い。

それは思いもよらず実を結んだ。

相葉くんもいつからか俺と同じように俺への愛情を抱いていたと聞いて天にも昇る心地で。

“すきだよ”

って。

何度もキスをした。



それからは、どちらかの家にいることが多くなって、一緒に食べて一緒に眠って。

いままでもそうだったけど、お互いが体の一部みたいで。

俺は相葉くんが大好きだったし、一緒にいて楽しかった。

そばにいたかったし、なによりそばにいるのは心地よかった。



俺の居場所だった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ