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LIFE

第8章 I miss you *海*



また海に入ったり、ビーチフラッグしたり、楽しく過ごした。

かき氷もみんなで食べた。

「チョットちょうだい。」

二宮くんのレモン味のを翔ちゃんが、かぶりつく。

俺のもどうぞ、とイチゴ味を差し出されて二宮くんが先がスプーンになったストローですくう。

いつも俺が見てる光景がそこにあって。

照れてる二宮くん。

チョットちょっかい出したくなったのは俺だけじゃなかったみたいで。

「俺のも、どうぞ。」

大ちゃんのブルーハワイも食べてる。

ふむ。

そこも照れてるね。

でも少し違う。

なんかわかる。

俺が行こうとしたら松潤に先越された。

「ニノ。これも。」

「俺にもくれ!」

横入りの翔ちゃんに負けじと二宮くんもストローを刺してシャリとすくう。

「おいしい。」

「だろ!」

俺も大ちゃんも参加。

「俺も。」

「俺もちょうだい。」

どんどん奪われる松潤の宇治金時のかき氷。

わーわー騒ぐ松潤たちを横目で見ながら、いざっ!

俺のメロン味のを二宮くんにと一口すくって口に運ぶ。

そしたら、拒否られた。

は?

「いい…」

「えーっ!メロンもおいしいって。」

無理やり食べろと口元にくっつける。

「あーん、は?」

「…」

渋々?あーんした。

あらら。

照れちゃって。

やめてよ、そんなの。

こっちが照れる。

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