LIFE
第10章 I miss you *別れの時*
眠れるかどうか心配だったけど移動しただけでも疲れてたんだろう。
二宮くんの寝息が聞こえた…って思ったらすぐ俺も眠りに落ちたみたいで。
翌朝、目覚めると寝る前とは逆の体勢になってたから笑ってしまう。
寝返りはしたとは思うけど時々抱きしめ直してしあわせを噛み締めていたはずだったのに。
二宮くんが俺の背中に張り付いてた。
なんか当たってるし、俺のも元気だし。
でもここは気づかないふり。
ふり…。
いつまでこうしていよう。
ねえ?
起きないの?
ごそごそと向きを変えて顔を見たら…
かわいーーー
ダメだ…
見ていたい…けど触りたい…
散々悩んだ後で触る!ってなって、ほっぺを触ってからキスをした。
ほっぺにも口にも。
ようやく目を覚ました二宮くんは俺と一緒に寝てることになのか、俺にキスされてることになのか、
びっくりしてガバッと起き上がった。