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ちょっと…

まだくっついてたいよ…

寝たままの体勢で二宮くんの体を引き寄せるとされるがまま俺の胸へ収まった。

「おはよう。」

「…おはよう…。」

「相葉さん？」

「うん？」

「だいすきだよ。」

チラッと上目遣いで俺を見てから胸に顔を埋めてぎゅっと抱きつく。

はあ…

たまんない…

なんなんだ。

二宮くんをぎゅうぎゅうに抱きしめて顔中にしたキス。

「あはは！」

笑ってるけど。

「二宮くん、昨日から先越されてばっかりだけど。

だいすき。」

「だいすき。」

「ずっと言えなかった。」

「うん。」

「ごめんね。」

「ううん。」

「これからいっぱい言わせて？」

「ふふふ。うん。俺も言う。
言いたい。」

「二宮くんがいてくれて寂しいはずの一人暮らし1日目が寂しくなかった。でも明日から…今日の夜からか…はあ…考えただけでも…」

俺がしょんぼりしてると二宮くんが手を握ってくれた。