LIFE
第12章 見つめていたい〜瞳の中へ〜
ハンバーガーショップに入って、ポテトとコーラをそれぞれトレーに乗せて先に鞄を置いて席を取っておいた場所へ。
カリカリのポテトは大好物。
コーラのストローを口に入れて、ズズッと飲む潤くんが思い出したかのように話し出す。
「そうだ。にのさ、委員会やらない?」
「…やらない。」
即答する僕にガッカリするけどめげずにすぐさま説得に入った。
「やろうよー。俺も頼まれたしよー。断れないからさぁ。
にのと一緒ならって。
にのが人嫌い?人見知りなのは知ってるけど。」
「やだ。
…でも…。
うー。潤くんの頼みだしなぁ。」
「相葉先輩の頼み…なんだよなぁー。」
…
ピク。
僕の反応を見て、もう一押しって感じ取ったよね?
ニヤリと目が光ったように見えたし口元が上がったのもわかった。