LIFE
第17章 見つめていたい〜新しいキャンパス〜
「…キス。
…キスしていい?」
こくりと頷いた二宮くんの目が見えるように眼鏡を取っておでこにかかってる前髪を後ろへと撫で上げる。
気持ち少し俺に差し出すように口を出した二宮くんにドキドキが止まらない。
唇を重ねてすぐに離れたら、まだそのままの体勢でじっとしてるから、今度は長く重ねた唇。
息をするのを忘れてしまって慌てて口を離すと二宮くんもハアハアと息をした。
「くるし…」
「俺も…でも…
鼻で息するんだよ?」
ちゅっ
音を立ててキスをした後ですぐに唇を重ね合わせるとしばらくして鼻で息をする二宮くんに、愛しさがこみ上がる。
「ちゃんとできた…。」
唇を離すとそんなことを言うから、ぎゅうっと胸に抱き寄せた。
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~お知らせ~
【いとしいとしというこころ】
というお話を新作としてアップしましたのでお時間ある時にご覧いただけたらうれしいです♡
ミント。