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LIFE

第18章 つかまえたい!



ヤる…


ヤるって?

俺が突っ込まれちゃうの?

突っ込んでいいの?

どうすればいいんだよ。

あわあわな俺をよそにパンツから出てきた俺のちんこは反応してる、なんて可愛い表現で済まされない。

張り詰めた状態でちょっとした刺激にも今にも精が飛び出しそう。

もうあんまり触らないで欲しい。


ええぃ!


俺が二宮さんのに触ると驚いた後に嬉しそうに微笑んだ。

「いいの?」

「いいっていうか…

俺、ヤられちゃいます?」



あははっ



可愛らしい声で笑われた。

「突っ込まれたい?」

「いや…

選ばせてもらえるなら…

突っ込みたい…。」

「成立かな。

俺、突っ込まれたい。」





ああ。神様。

俺、どうなっちゃうの?

オロオロしてる割に喜んでる自分がいて。

先に進むのに躊躇する自分と早くと期待している自分。


天使と悪魔


消極性と積極性


色々と忙しいけど今は目の前の二宮さんを抱きしめたい。

それだけは迷いはなくハッキリしていた。

コトに進むにあたり、さっきからのモヤモヤは自分なりにわかってきたから作戦や対策を練らなければ。

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