LIFE
第19章 つかまえたい!〜scene2〜
左の乳首を舐めたり吸ったりしながら、右の乳首を摘まれたら俺はもう疼いて疼いて仕方ない。
はあはあというふたりの息づかいは間隔が狭くなり興奮して脈打つ身体。
相葉くんのを触ると相葉くんも俺のを触る。
パンツから取り出して直に触れたら、相葉くんも同じようにする。
クチクチと先の割れ目や括れを弄って先走りがつたうのを纏わせてお互いのものを触り合う。
昂ぶるそれは、もうはちきれそう。
早く
精を出したいのと、入れて欲しいのと、欲求はピークを過ぎて暴れ出しそうで。
浅ましく腰を押しつけてねだってるその動きは自分でも嫌になってしまう。
ベッドに乗った時に相葉くんの手からベッドの上に転がったローションを、視界の端っこに捉えてばたつかせた手で手繰り寄せる。
少しだけ躊躇して、でも欲望には逆らえないからそれを後ろに塗ると相葉くんが固まってるのがうかがい知れた。
こんなの引く?
こんな俺キライ?
俺は今更ながら、やっぱり身近な人、ましてや会社関係はやめとくべきだったな、なんて後悔しても今は先の快楽を求めてやまないから。
「あ、あんま、見んな。」
俯いてそれだけ言うとそばで動けなくなっていた相葉くんがふわりと俺を抱き寄せた。