LIFE
第23章 つかまえたい!〜scene6〜
気持ちいい?
気持ちいい…
そんな簡単なやり取りを何度か交わして満足した俺は果てへと導くために相葉くんのを握った手に速度と力を加えた。
張り詰めたそれを舐めたら、
「出る…も、いい…」
頭をどけてという感じに手で押してくる。
「出して。」
「イヤです。
…二宮さんと…一緒…」
「まだやれんだろ?
とりあえず一回…ね?」
嫌だと首を振ってるけど。
感じやすい部分を舌先で弄ったら呆気なくイってしまった。
それから恥ずかしいと枕や布団を掴んで暴れまくった後、
気を取り直して、
スイッチを入れて、
俺に跨った相葉くんはもう完璧なオスの顔。
これでもか、と攻められて、
散々、追い詰められて、
隙間なく、愛された。
「好きです…」
いつもより甘く囁かれた言葉。
「俺も、好きだよ。」
そう返すけど不満なのか反応が薄い。
「あれ?軽い?」
「はい。軽いです。」
「嘘だ。そんなことない。」
反論する俺に相葉くんは頬ずりをして教えてくれた。
「でも大丈夫です。
さっき…何回も、好き、って言ってくれたから。」
「あ?」
「俺が突く度に。」