LIFE
第2章 サヨナラのあとで 〜瞳〜
5人での仕事の日。
この日、一緒の芸人さんが数人楽屋に挨拶に来た。
次々に挨拶をして、最後にそのうちの1人が相葉くんの肩を掴んで、
「相葉くん、最近元気ないよね?」
顔を見ながら言う。
この人は相葉くんと仲が良いからな。
台本に目を通したり、お茶を飲んだりしながらも俺たちは目線こそ動かさずにそっちに意識を集中させている。
そんなことないです、と相葉くんが当たり障りない返答をして。
その人は今日時間あれば飲みに行こうと誘った。
行くな。
そう思いながら相葉くんの様子を伺っていた。
「今日後が詰まってて。」
「そっか。じゃあ来れたら来て。
後から場所メールしとくから。」
その人は楽屋を後にした。
何故か緊張してたらしい体から力を抜いてふっと相葉くんを見る。
あれから初めて…
初めて仕事中でない時に相葉くんと目が合った。
この日、一緒の芸人さんが数人楽屋に挨拶に来た。
次々に挨拶をして、最後にそのうちの1人が相葉くんの肩を掴んで、
「相葉くん、最近元気ないよね?」
顔を見ながら言う。
この人は相葉くんと仲が良いからな。
台本に目を通したり、お茶を飲んだりしながらも俺たちは目線こそ動かさずにそっちに意識を集中させている。
そんなことないです、と相葉くんが当たり障りない返答をして。
その人は今日時間あれば飲みに行こうと誘った。
行くな。
そう思いながら相葉くんの様子を伺っていた。
「今日後が詰まってて。」
「そっか。じゃあ来れたら来て。
後から場所メールしとくから。」
その人は楽屋を後にした。
何故か緊張してたらしい体から力を抜いてふっと相葉くんを見る。
あれから初めて…
初めて仕事中でない時に相葉くんと目が合った。