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LIFE

第2章 サヨナラのあとで 〜瞳〜

n side

何ヶ月…


久しぶりに抱いた相葉くんは、
うさぎみたいに小さく震えた。


月明かりの中、

ふたりベッドで身を寄せ合って。

相葉くんの身体を腕の中に閉じ込めて
心から安堵した。

相葉くんは何度も俺の名前を呼ぶ。


ちゃんとここにいるよ。


「もう離さないから。」

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