テキストサイズ

とかして。

第2章 有料なら、受け取るってことだよね?







 あたしは、変わらずソウルジェムに細心の注意を払っていた。

 穢れが許容を超えかけるところで処置をして、完全には浄化しない。


 あたしはさやかの身体中をいじり回して、最後の一枚の布切れを除いた。

 見事な絶対領域を生んでいた、脚と脚を無防備にして、薄毛に潜んだ秘境を啄む。


「ぁっ……そこ……そこは……」


 閉ざしたがる内股を押さえて、あたしは割れ目に舌を伸ばす。

 ミルクに胡桃を浸した匂いだ。ミルクに肉を浸した質感。


 少女らしからぬ肉薔薇は、無味の花蜜が湧いていた。


「ダメッ…………そこする、なら……やっぱシャワー──…」

「あんた自分の状況分かってる?」

「っっ……」

「すっげー濡れてるよ。あんた、まじでマゾってやつ?」


「こんっ……な、触りまくったら……濡れないものも濡れるわよっ……ぁっ、……うぅっく……」


「声出せよ。どうせあたししかいないんだ」



 じゅるっ、ちゅる…………



 あたしは、かつてなかったほど貪っていた。


 美味しい飲み物であれば溢れ返っている。甘いもの、喉を潤すもの、肉体的に目を覚ますもの。


 だが、この独特の匂いを放つ液体は、あたしの舌を特に魅了した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ