無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「はぁっ……ゃっ、いい加減に……！あああっっ……」


　ガクンガクンガクンッッ…………


　折れそうに細いウエストが、シーツにたわむ。


　掬った蜜を、あたしは割れ目の頂に当てた。小指ほどの小さな突起は、下方から掬い上げてきたとろみを塗りつけるに従って、乳首に似通う現象をきたす。


「あ"あ"あ"ぁぁぁっ…………」

「……」

「ちょっ、何してんの！やめて！！そこだめぇぇぇ……っっっ」


　さやかは、すましていたのが嘘のように慄き出した。

　無味の花蜜はみるみる這い出し、あたしの舌を溺れさせる。


　ちゅっ……ちゅ、ちゅ…………

　ちゃり、ちゃりん、ちゃりちゃり…………


　鎖が躍起に鳴っていた。さやかの湿った身体は振り乱れ、脚はがくがく暴れる。


　クリトリスから舌を外して、あたしは代わりに指を置く。


　こり…………


「ああんっ！！」


　小出しに浄化しているソウルジェムは、濁りが早い。良いところで中断させられるのは、やむを得なかった。あたしは僅かに興醒めしながら、グリーフシードで処置をした。