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瞳の中の恋人 ~もう一つのプラチナデータ~

第4章 4 もう一人の俺


そんなある日の夜、浅間が雨に降られて家に帰るとドアの前にうずくまる人影がある。

「・・・リュウ?」

パーカーにキャップ、無造作な髪、いつものリュウだ。


「どうした・・・連絡もなく来るなんて・・・寒かっただろう、早く中に入れ」

黙って腕を取られ、促されるままに部屋に入ったリュウは電気をつけようとした浅間の背中に両腕を回し 
胸に顔を埋めてきた。


「・・・リュウ・・・?」
「・・・抱いて・・・」


そのまま唇を寄せ、頭を掻き抱くようにする。
小さく震える身体


「・・・寒いのか?」
「・・・暖めて・・・」


しがみついてくるのが愛しくて、抱き上げてそのまま寝室まで運ぶ。

「リュウ・・・」

目を閉じたまま いつになく身体を強ばらせていたが、
一糸纏わぬ姿になり 身体中に口づけられると、
やがて敏感に反応する様子を見せながら
熱い吐息を漏らすようになった。


「は・・・ぁ・・・、あ・・・」

そそり立つ中心を握り込み、先端に舌先を捩じ込むようにすると、浅間の髪に指を入れ、掻き混ぜるように乱す



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