別れ道 ~同窓会の夜~ SA
第2章 2 翔
2-2
雅紀にもっと深い快感を覚えてもらいたい、俺から離れられなくなるような…。
気持ちは後からついてくればいい。
今だって俺のこと憎からず思ってるはずだ。
雅紀を口でイカせた時、やっぱりこいつはまだ未経験だな、と内心にやりとした。
二択を迫って一旦退く。
絶対にこいつは俺のところに来る、という確信があった。
案の定10日ほど経った頃、雅紀から連絡があり、「外で逢えないかな」と言われたが、無理に家に呼びつける。
来るはずだ。お前、もう俺から離れられなくなってるんだろ?
「翔ちゃん…俺…自分の気持ち、まだ良く分からないんだけど…
とにかく 翔ちゃんと逢えないのは、イヤだよ。
この10日間、翔ちゃんの事ばっか考えてたんだ。
翔ちゃんと…逢いたくて…翔ちゃんと……その…」
「ん?何?聞こえないよ、雅紀」
「…翔ちゃんと…キス…したい…。俺、この前のことがずっと頭から離れないんだ・・・男同志だからダメ、って思うのに・・・俺 どうしちゃったんだろう・・・」
耳まで真っ赤になって俯く雅紀が可愛くて、俺はその頬を両手で挟んでキスをする…。
例え今は 初めての刺激と快感に酔ってるだけでもいい
この機を逃さず雅紀を俺のものにする
「言っとくけど、キスだけじゃ終わらないよ?」
「・・・・・・」
ごくりと喉を鳴らす雅紀
そっと頭を抱えて優しく背中を抱いてやった
「大丈夫、優しくする。それに雅紀が嫌がることはしないよ」
「…ん…」
雅紀にもっと深い快感を覚えてもらいたい、俺から離れられなくなるような…。
気持ちは後からついてくればいい。
今だって俺のこと憎からず思ってるはずだ。
雅紀を口でイカせた時、やっぱりこいつはまだ未経験だな、と内心にやりとした。
二択を迫って一旦退く。
絶対にこいつは俺のところに来る、という確信があった。
案の定10日ほど経った頃、雅紀から連絡があり、「外で逢えないかな」と言われたが、無理に家に呼びつける。
来るはずだ。お前、もう俺から離れられなくなってるんだろ?
「翔ちゃん…俺…自分の気持ち、まだ良く分からないんだけど…
とにかく 翔ちゃんと逢えないのは、イヤだよ。
この10日間、翔ちゃんの事ばっか考えてたんだ。
翔ちゃんと…逢いたくて…翔ちゃんと……その…」
「ん?何?聞こえないよ、雅紀」
「…翔ちゃんと…キス…したい…。俺、この前のことがずっと頭から離れないんだ・・・男同志だからダメ、って思うのに・・・俺 どうしちゃったんだろう・・・」
耳まで真っ赤になって俯く雅紀が可愛くて、俺はその頬を両手で挟んでキスをする…。
例え今は 初めての刺激と快感に酔ってるだけでもいい
この機を逃さず雅紀を俺のものにする
「言っとくけど、キスだけじゃ終わらないよ?」
「・・・・・・」
ごくりと喉を鳴らす雅紀
そっと頭を抱えて優しく背中を抱いてやった
「大丈夫、優しくする。それに雅紀が嫌がることはしないよ」
「…ん…」