別れ道 ~同窓会の夜~ SA
第2章 2 翔
2-5
「あのね、…俺、彼女と…出来なかったの」
「...もしかして?」
「そう、…キスして、その後…どうしても出来なかった。全然その気になれなくて…。俺、翔ちゃんじゃないとダメみたい。」
「だったら、なんで別れてすぐ俺んとこ来なかったんだよ?俺、ずっと待ってたのに…」
「そんな自分勝手なこと出来るわけないじゃん、俺、あんなふうに突然一方的に別れを告げたのに…。だから、もう一生逢わないつもりでホントは同窓会も欠席で出したんだよ。なんか俺が結婚するって話が広まってたみたいだからそのままそれを利用して・・・
子供が生まれたばかりで大変だから出かけられない、って。
なんかさ、信憑性高めようとして余計な嘘ついちゃったね…。
結局 幹事の松潤から電話かかってきて、地方に行ってる奴らも都合つけて来るのに、どうして一日ぐらい来れないんだ!って怒鳴るように説得されちゃって…。
ふふ…相変わらず熱いよね…」
でも、行ってよかった...松潤に感謝しないとね...そう言って笑うお前。
「あのね、…俺、彼女と…出来なかったの」
「...もしかして?」
「そう、…キスして、その後…どうしても出来なかった。全然その気になれなくて…。俺、翔ちゃんじゃないとダメみたい。」
「だったら、なんで別れてすぐ俺んとこ来なかったんだよ?俺、ずっと待ってたのに…」
「そんな自分勝手なこと出来るわけないじゃん、俺、あんなふうに突然一方的に別れを告げたのに…。だから、もう一生逢わないつもりでホントは同窓会も欠席で出したんだよ。なんか俺が結婚するって話が広まってたみたいだからそのままそれを利用して・・・
子供が生まれたばかりで大変だから出かけられない、って。
なんかさ、信憑性高めようとして余計な嘘ついちゃったね…。
結局 幹事の松潤から電話かかってきて、地方に行ってる奴らも都合つけて来るのに、どうして一日ぐらい来れないんだ!って怒鳴るように説得されちゃって…。
ふふ…相変わらず熱いよね…」
でも、行ってよかった...松潤に感謝しないとね...そう言って笑うお前。