
+* ゚ ゜゚ *Classmates* ゚ ゜゚ *+
第2章 転校生
「あれ?そういえばトーフが居ない。」
夕食後、いつもあたしの部屋で寝ている筈のトーフがいない。
「きっと誰かの部屋で寝てるんじゃない?そのうちひょこり顔を出すわよ。先に宿題しちゃいなさい。」
ママは医学書を読むパパの隣に座っていちゃいちゃしながら、あたしに言った。いつもの風景。
あたしは宿題を片付けてお風呂に入った。
―――― にゃぁ。にゃぁ。
トーフがお風呂の戸をカリカリとひっかく音が聞こえた。あらあらさっきまで華ちゃんがあなたのこと探していたのに…どこに隠れてたのかしらとママが話しているのが聞こえた。
ふたりのパパとママにキスをして寝室へ行くと、トーフがベッドの上で待っていた。
「トーフ。聞いてよ。今日嫌なヤツが転校してきたの。ちょっとカッコいいけど、性格が最悪なの。」
これもいつものあたしの独り言。トーフが来てからというもの、今日あったことをトーフにお話するのが日課だ。
――― にゃん。
お話が終わると、布団にいれてと催促してくるので、あたしは寄り添って一緒に寝た。
――― チーン。
カズさんからメールが入った。カズさんはあたしのおばあちゃん。おばあちゃんと呼ぶと怒られる。ハイカラなおばあちゃんだ。
(華ちゃんPrtotypeのチケット2枚手に入ったわよ♪)
あたしは思わず飛び上がって喜んで、慌ててリツにメッセを送った。
(リツ:まーじーでー?)
その後ハート・マークが20個ぐらいついてた。
夕食後、いつもあたしの部屋で寝ている筈のトーフがいない。
「きっと誰かの部屋で寝てるんじゃない?そのうちひょこり顔を出すわよ。先に宿題しちゃいなさい。」
ママは医学書を読むパパの隣に座っていちゃいちゃしながら、あたしに言った。いつもの風景。
あたしは宿題を片付けてお風呂に入った。
―――― にゃぁ。にゃぁ。
トーフがお風呂の戸をカリカリとひっかく音が聞こえた。あらあらさっきまで華ちゃんがあなたのこと探していたのに…どこに隠れてたのかしらとママが話しているのが聞こえた。
ふたりのパパとママにキスをして寝室へ行くと、トーフがベッドの上で待っていた。
「トーフ。聞いてよ。今日嫌なヤツが転校してきたの。ちょっとカッコいいけど、性格が最悪なの。」
これもいつものあたしの独り言。トーフが来てからというもの、今日あったことをトーフにお話するのが日課だ。
――― にゃん。
お話が終わると、布団にいれてと催促してくるので、あたしは寄り添って一緒に寝た。
――― チーン。
カズさんからメールが入った。カズさんはあたしのおばあちゃん。おばあちゃんと呼ぶと怒られる。ハイカラなおばあちゃんだ。
(華ちゃんPrtotypeのチケット2枚手に入ったわよ♪)
あたしは思わず飛び上がって喜んで、慌ててリツにメッセを送った。
(リツ:まーじーでー?)
その後ハート・マークが20個ぐらいついてた。
