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「ね…お願い。これはあたしと春さんだけの秘密にして？」

春さんは眉を顰めた。

「あたしユウヤとちょっとお付き合いしてみようと思うの。友人としては良い人だと思うし、あたしを何度も助けてくれたから。」

春さんは大きなため息をついた。

「判ったわ。誰にも言わないって約束する。ただね、わたしはどうしてそんなことが起こったのかが知りたいだけなの。」

「春さんお願いっ！！ママ達には秘密にしておいて。ねっ。あたし春さんを信用して話したんだから。」

「心配しないでトーコ達には決して言わないわ。」

あたしはそれを聞いてホッとした。

「可愛い孫のお願いなら聞かない訳にはいかないものね。でもね、あんまり色んな事を抱え込んじゃ駄目よ？」

春さんはあたしを抱きしめた。

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