テキストサイズ

+* ゚ ゜゚ *Classmates* ゚ ゜゚ *+

第26章 キスの続き

撮影が久しぶりに早く終わり、俺は、マンションでのんびりと過ごしていた。

「弁当買ってきましたよ~。」

黒田は俺のマンションの隣に住んでいる。プライベートスペースは確保できるが、変な虫がつかないように監視ができるというシステムだ。

「判った。今行く~。」

俺は携帯を持ってダイニングへと歩いた。

――― ♪♪

黒田と弁当を食べている途中でメッセージが来た。待ちに待った華からのOKの返事だった。

「黒田さん。俺、華と付き合う事になったから。」

黒田は箸で掬いあげたご飯をポロリと落とした。

「ちょっと…待って。華さんって、あの週刊誌に載っちゃった華さん?」

俺は自分が休みの日で会えないかとメッセージを送った。

「うん。」

「お前…あれだけ私がJCは駄目だと言ったのに。しかも一般女性じゃないですか。」

黒田は頭を抱えた。

「そんなこと言ったって、好きになっちゃったんだもん仕方がねーだろ?」

早速来週デートしようと俺が誘った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ