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第29章 あたしの知らないみんな

「華…ちょっと痩せすぎ。もうちょっとお肉つけてくれないと抱き心地が悪いよ。」

あたしの顔が真っ赤になった。

「感じやすい胸はそのままでいいや。」

ユウヤが耳元で囁き、あたしの顔を覗き込んだ。

「照れちゃって…可愛い♪」

そう言うと楽しそうに笑いながら帽子にサングラスを掛けて玄関を出て行った。

…あたし完全に弄られてる。

――― ボフッ。

ユウヤさっきまで使っていた枕に顔を埋めると、ユウヤの甘く優しい香りがあたしを包み込んだ。


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