+* ゚ ゜゚ *Classmates* ゚ ゜゚ *+
第7章 空の秘密
「血は…出て無い…良かった。」
…出てたりしたら、あたしも倒れているところだ。
「どうしよう…どうしよう…。」
「くすっ…。」
…えっ?
「あははははは…バーカ。死んだふり。」
空がゆっくりと起き上った。
「いててて…マジ痛かった。お前さ…ぁ…。」
「空の馬鹿!!」
あたしは起き上がった空を突き飛ばした。
「…ったく。何だよ。助けてやった…の…に…。」
あたしはいつの間にか、緊張が解けてポロポロと泣いていたらしい。
「心配…して…損した。こんな…時に…ふざけるなんて…。」
空は汚れた制服をパタパタと叩いて立ち上がった。
「歩けるか?薬貰いに行くんだろ?」
…えっ。
「どうせ食い過ぎて腹痛か、生理だろ?」
空はへたり込んだあたしの腕を掴んで立ち上がらせた。
「なっ…。」
―――― くらぁ~っ。
あたしは空の腕を振り払おうとした瞬間再びふらついた。
「危ねぇな。」
あたしの腕を大きな手でグッと力を入れて掴んだ。
「ちょっと!触らないでよ。」
「あーあ面倒臭ぇな。お前ずっと気を失ってれば良かったのに。」
…また。ほんと憎まれ口ばっか!最低。
あたしは壁沿いにゆっくり歩いた。
「そんな遅いと、保健室に辿りつくまでに日が暮れちゃうな。」
「うっさいわね!もう一人で歩けるから大丈夫だから、帰りなよ。」
あたしは大きなため息をついた。
…出てたりしたら、あたしも倒れているところだ。
「どうしよう…どうしよう…。」
「くすっ…。」
…えっ?
「あははははは…バーカ。死んだふり。」
空がゆっくりと起き上った。
「いててて…マジ痛かった。お前さ…ぁ…。」
「空の馬鹿!!」
あたしは起き上がった空を突き飛ばした。
「…ったく。何だよ。助けてやった…の…に…。」
あたしはいつの間にか、緊張が解けてポロポロと泣いていたらしい。
「心配…して…損した。こんな…時に…ふざけるなんて…。」
空は汚れた制服をパタパタと叩いて立ち上がった。
「歩けるか?薬貰いに行くんだろ?」
…えっ。
「どうせ食い過ぎて腹痛か、生理だろ?」
空はへたり込んだあたしの腕を掴んで立ち上がらせた。
「なっ…。」
―――― くらぁ~っ。
あたしは空の腕を振り払おうとした瞬間再びふらついた。
「危ねぇな。」
あたしの腕を大きな手でグッと力を入れて掴んだ。
「ちょっと!触らないでよ。」
「あーあ面倒臭ぇな。お前ずっと気を失ってれば良かったのに。」
…また。ほんと憎まれ口ばっか!最低。
あたしは壁沿いにゆっくり歩いた。
「そんな遅いと、保健室に辿りつくまでに日が暮れちゃうな。」
「うっさいわね!もう一人で歩けるから大丈夫だから、帰りなよ。」
あたしは大きなため息をついた。