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言いなりなんてっ

第3章 サークル




んん???


本当に夢だったのかも?



そんなふうに思ってしまうほど、海は“いつも通り”で。




……なんか、こんなに意識してる自分がバッカみたい。




海の存在に心を乱されるなんて、なんかやだ。




はあ、



「ビールひとつ、お願いします。」



今日は飲もう。











「ちょ、今日ペース早くないっ?」



詩依奈が驚いたように、わたしと次々にカラになっていくグラスを見る。



「え〜?別に、酔ってないれすよ詩依奈さん、うふふ〜」



ちょっと頭がぼーっとしてるけど、平常心だし。



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