テキストサイズ

相葉さんの恋人になる方法

第6章 MJという男。

A side



にのと松潤との飲み会は、すごく楽しめていた。
またにのにドキドキしたらどうしようって不安だったけど、大丈夫・・・なんとか。



たまに可愛い仕草に見惚れそうになったけど、松潤の濃い顔を見て気を紛らわせた。
ごめん松潤、からかってるんじゃないよ!



でも・・・



M「カズ、明日オフなんだろ?」



にのの事をカズって呼ぶのは、松潤だけだ。



N「久しぶりですよ、完全オフ。まぁ潤くんみたいに友達もいないんで、家でゲームやるだけだけど。」



松潤を潤くんって呼ぶのもにのだけか。



今まで気になんてしてなかったのに、2人の呼び方にモヤモヤする。
俺なんか最近は「相葉さん」だよ?
昔は「まーくん」って呼ばれてたのにさ・・・



またまーくんって呼ばれてみたいなぁ・・・なんて、やっぱちょっとオカシイよな。





いや、そもそもにのと松潤が仲良しなんていつもの事じゃないか。
気にするな気にするな。





松潤の話にきゃっきゃ笑うにのに少し胸を痛めつつ、俺はにのをメンバーとして見ることに必死になっていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ