テキストサイズ

相葉さんの恋人になる方法

第10章 二宮くんの葛藤。

男同士のエッチも正直知識はまるで無い!
なんとなーく、挿れる方と挿れられる方がいるんでしょ?ってくらい。
いわゆる『攻め』と『受け』ってやつ。


今までの経験からいって、『攻め』しか考えてなかった自分の浅はかさに若干ウンザリする。



でも、相葉さんだって女の子としか付き合った事無いんだ。
あきらかに俺リードされてたし。



恐らく・・・相葉さんも『攻め』しか考えてないだろう。



あの時、相葉さんのモノと一緒に扱かれて果てた時・・・



急に、あれ?この後どうなるんだ?って不安になった。



あの状態からだったら、絶対俺挿れられるしか選択なかったよな。



・・・絶対ムリぃーーー!!



想像しだけで恐ろしい・・・
痛いのキライだもん!
あんなもん絶対入らないってまじで!!



だから、次のステップに進まずに、シャワーに行けて俺はホッとしてたんだ。



でも・・・
相葉さんも随分あっさりしてたな。
もしかして、俺とそこまでシたいと思ってないとか?
てかなにも考えてなさそう・・・




はぁ・・・
両想いになれた翌日に、何でこんなモヤモヤ悩まなきゃいけないんだ・・・



男同士って大変なんだな。
今までの俺って、ただの夢見る夢子ちゃんだったのかも。



相葉さんの恋人になれた幸せだけに浸っていたい所だけど、現実をしっかり考えよう。
絶対にいずれぶち当たる問題だ。




まずは、知識。
・・・まさか男同士のセックスについて検索する日が来るとはな・・・



ふと昨日のエロい相葉さんを思い出して、落ち着かなくなる。



いやいや、ここは冷静に勉強しなくちゃ!
赤くなる顔をペチペチ叩きながら、スマホを取り出した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ