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相葉さんの恋人になる方法

第13章 大好き。

A「にのちゃぁ〜んっ♡」



N「うわぁっ!!」



向かい合わせにテーブルに座っていたのに、強引に抱きつかれコップが倒れた。

またかよ・・・
相葉さんとの食事はフタ付きのコップにしないとダメだな。



A「10年以上ってまじ?!」



しまった・・・
余計な事をカミングアウトしてしまった。
俺は恥ずかしくて、何も答えず倒れたコップを戻してテーブルを拭く。



A「しかも・・・別れてなんかやんないって、ちょー殺し文句♡ちょー可愛い〜♡」



相葉さんはコップが倒れた事にも気付いてないようで、また俺をギュウギュウ抱きしめる。
あーもう穴があったら入りたい。



N「・・・本気だかんな。」


A「へ?」


N「お前を手放すつもり、ないから。」


抱きしめられている近い距離から、ジッと相葉さんを見上げて睨むように見つめる。
驚いて目を見開いた相葉さんは、すぐに優しい笑顔になった。
いや、優しさだけじゃない、少し鋭い目で俺を見つめ返す。



A「重いね、にの・・・最高だよ。」



相葉さんは俺の後頭部に手を添えると優しいキスをくれた。
それはすぐに深いものになり、髪を撫でられ首すじをなぞられると体に力が入らなくなる。



N「んっ・・・あいばさっ・・・」



A「好きだよ、にの・・・もう、体中舐めまわしたい。」



N「ばっ・・・!!変態!!」



A「にのだって好きそうじゃん。こんな感度良い体して・・・」



N「やぁ・・・ん!!」



ベロリと首すじを舐められて、自分で信じられない程甘い声が出た。


A「にのちゃん甘い・・・おいしい。」


なおも首すじを舐め続けエロエロモード全開の相葉さんに、俺は軽くパニック状態だ。

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