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相葉さんの恋人になる方法

第15章 したいのに。

A side

・・・・・・・・・。




窓の外が白みはじめていた。
もう朝か・・・



俺とにのちゃんは疲れきっていた。





A「えっと・・・にのちゃん。」




N「・・・」





むすっと拗ねたような顔で布団にくるまっているにのちゃん。




A「仕方ないって!初めてだしっ・・・これから時間はいっぱいあるんだし!」




N「・・・ごめん・・・」





あああっ
泣かないでよ〜〜〜っ!!




A「謝ることじゃないってば!」








実は。
俺たちはエッチ出来なかった。





遡ること数時間前。










N「エッチしよ・・・?」




ウルウルの瞳で頬を染めて、俺の耳元で甘えた声を出すにの。



・・・は?!



一瞬信じられなかった。
にのが・・・
俺に、エッチしよって・・・



えーーーーーー?!



男同士でのエッチ。
そんな簡単にいくものじゃないってのは知ってる。



1回にのちゃんと抜きっこ?してから、次のステップはやっぱエッチだろうとは思ってたけど、
どうすれば良いか分からなかった。



だってどっちかが痛い思いするんでしょ?
正直、可愛い可愛いにのちゃんを抱きたいと思うけど、それを強いる気にはなれなかった。
だって、にのちゃん痛いのキライだし。


なのに、


N「俺に挿れたいんでしょ?」


ローションを手に恥ずかしそうに、上目遣いをしてくるにのを見て俺の理性はグラグラと崩壊寸前。



そこにトドメのひと言。




N「初めてだから、優しくしてね?」



小首をかしげて可愛いこぶるなんて、信じらんねぇ!
可愛すぎだろもう!!
一気に理性はすっ飛び、もうにのを抱く事しか考えられなくなった。


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