スイッチ
第15章 止まんない。
・・・・・腰が超痛い。
心配そうにオロオロする相葉さんに、大丈夫だと言ってやりたいのに・・・無理!!
男同士のエッチは腰に負担がかかるという事は何となく知ってたけど。
こんな痛いのっ?!
A「・・・ごめん、ヤリすぎたんだよね。」
相葉さんに言われて思わず赤面する。
確かにヤリすぎた。
昨夜の自分の乱れようを思い出すと、走って逃げたいくらい恥ずかしい。
・・・今絶対走れる状態じゃないけど。
A「俺のせいでにのちゃんが・・・ホントごめん!!」
N「相葉さんのせいじゃないでしょ?
・・・俺が誘ったんだし。」
火が着いて甘えたのは俺だ。
てか言わせんなよこんな事!!
A「でも、エロ可愛いにのちゃんの誘惑に俺が負けなければ・・・」
・・・腰さえ痛くなければ殴ってるのに。
N「何言ってんだよバカ!!
とりあえず腰さすって!!」
A「はい!!」
それから相葉さんは甲斐甲斐しく俺の世話をやいてくれた。
バスルームまでお姫様抱っこ。
髪も体も洗って貰って、着替えたあとはもちろんドライヤーも。
お腹が空いたと言えば朝ごはんまで作ってくれた。
やっぱイケメンにお世話されるって気分良い♡笑
食後、ソファで相葉さんに抱っこされながら幸せ気分に浸っていた。
こんなユックリ出来るのは本当に久しぶり。
しかも相葉さんと一緒。
N「相葉さんは体平気なの?」
ふと疑問に思って聞いてみる。
A「え?とくに・・・まぁ、激しかったし若干体ダルいけど。」
久々にあんな何回も出したしなぁ、なんてまたムードのかけらもなく呟く相葉さん。
・・・聞くんじゃなかった。
A「ところでさ、にのちゃん・・・」
N「ん?」
A「お尻は・・・痛かったりしないの?」
N「?!」
今までしっかり準備してきたおかげで、さほど痛くはないけど・・・違和感はある。
ていうか・・・・・・・・
なんちゅう事聞くんだよあいばか!
どう答えて良いのか分からずただ顔を赤くして固まってしまった。