スイッチ
第18章 もうひと波乱?
A「なっ・・・!!んな事ねーよ!!」
N「お前が持ってるAV昔から巨乳もんばっかじゃん!!」
O「え、そうなの?」
A「違うよおーちゃん?!全部が巨乳じゃ無いよ?!」
N「どーでも良いわ!!」
A「にのちゃんが言ったんじゃん!!」
O「・・・で、浮気したのか?」
A「・・・する訳無いだろ!!」
N「・・・信じらんない。」
いちいち反応が変なんだよ。
それに、ニオイ消そうとするのだってオカシイだろ。
N「やましい事があるから、香水でそんな慌ててんだろーが。」
キッと睨むと、相葉さんが目を逸らす。
・・・やっぱ浮気なんじゃん。
泣くな俺。
A「にのちゃん・・・どこからが浮気・・・?」
N「は?」
俺より、相葉さんのが泣きそうな顔をしている。
A「正直に話すから・・・話し終わるまでは怒んないで聞いてほしい。」
N「・・・・・。」
何を話されるのか、怖い。
深呼吸をして覚悟を決めた。
A「香水が付いてたのは・・・抱きしめたからだと思う。」
N「・・・・・へぇ。」
A「俺からじゃないよ?!その子振られちゃって・・・俺に抱き付いて泣きだしたから、慰めるつもりで・・・」
しどろもどろに喋る相葉さん。
甘すぎんだよ。
最近彼氏と別れたとは確かに聞いた。
だからって何で相葉さんの胸で泣く必要がある??
N「自分に気がある女の子を、良く抱きしめられるな。
狙われてんだろお前。」
A「は?!違うよ、俺じゃ無い!」
N「お前だって悪い気しなかったから、今日飲み会にも誘ったんだろ?!」
A「それが誤解だって!」
N「なにが誤解なんだよ?!」
A「人の事俺の口から言うのは良くないけどさ・・・あの子、渡部さんが好きなんだよ!」
N「はぁ?!」
A「だから、今日マナブチームで飲むからおいでって誘ったんだ。
渡部さん彼女いないし、うまくいくといいなぁって思って。」
N「あの子目おかしいの?
何で相葉さんより渡部さん?」
A「・・・にのちゃん。そんな可愛いチャチャ入れないで。」
N「っ!!」
しまった。
つい本音が・・・
思わず両手で口を覆う。