スイッチ
第23章 ふわり、蕩ける。
A side
俺ってドSなんだろうか。
可愛いにのちゃんが、ポロポロ泣くのを見て最高に興奮している。
しかも、膝を抱えて蜜でトロトロのモノをさらけ出しながら・・・
俺に舌を突っ込まれて涙を零すにの・・・
こんな姿、俺しか見れないんだよな。
いちいち加虐心をくすぐるにのの仕草や表情に、苛立ちすら感じてくる。
これはやべぇ。
煽ってるつもりが、逆に煽られてる。
スウェットと下着を脱ぎ捨てると、にのが目を丸くした。
今までにない程興奮してるせいもあって、俺のモノはガチガチに反り返っていた。
A「・・・ごめん、もう挿れて良い?」
涙でウルウルの瞳が、俺をジッと見る。
N「・・・好きにして良いよ?」
にのが可愛く首を傾げながら、恥ずかしそうに言う姿にいよいよ俺の興奮度がヤバイ。
素早くゴムを付けると、
あ、付けるんだ、とにのが呟くもんだから俺のモノがピクリと反応する。
生で挿れて良いの?!
N「んふ♡冗談だよ?ちゃんと付けてね?」
イタズラっぽく笑うにのが可愛過ぎて俺死にそう・・・
A「冗談言う余裕なんか、今に無くなるからな。」
フフン、と笑ってにのに覆いかぶさる。
にののキュルンとした瞳が色っぽく揺れた。
A「誰が手外して良いって言った?
ちゃんと持ち上げて。」
いつの間にか膝を抱えるのをやめていたにのに、また足を開かせる。
N「恥ずかしい・・・」
A「それが好きなくせに。」